ぷりんの尻尾は立派だ。 ぷりんのクリンと上を向いて巻いた ぷりんの尻尾は私の自慢でもある。 ぷりんの尻尾は 殆ど下がらない。 いつも クリンと上を向いて巻いている。 ぷりんの尻尾が下がる時といえば シャンプーするとき このときは情けないほど下がる。 が、足と足の間に 入ってしまうことは 無い 花火の音には 下がる。 お留守番するときも 下がる 私に 叱られるときも下がる。 しかし、他の犬に会った時 下がることはめったに無い。 初めての犬に会ったときは ますます クリンと上を向いて 下がることは 殆ど無い。 シェパードやピレニーズに会った時は 下がりそうになった。 途中で我慢してた(笑) ぷりんがまだ、若い頃 身内に不幸があって 家族で留守にしなければならないときが あった。 それで「ドッグスクール」なるものに預けた。 いっぱいお散歩をしてくれるし、ケージが広々 ゆったりしていたからだ。 が、ぷりんを預けに行ってみると そこに預けられているのは 大型犬ばっかりだった。 当然と言えば当然だが シェパード ゴールデン ピレニーズ ハスキー・・・ みな、 新参者に興味津々 いっせいに集まってきた。 吠えられないけど 周りを取り囲まれて くんくん 匂いをかがれてたぷりん。 ぷりんが小さく見えた。 傍からでも分かるほど ぷりんが震えていた。 怖かったのだろう。 もしかしたら「きゃんきゃん」と泣き叫びたかったのかもしれない。 が、預けられるのを察知したらしいぷりんは 「ガタガタ」と震えながらも 尻尾は下げなかった。 ここで、下げちゃ舐められる、負けだ、と思ったのだろうか。 尻尾は下げない。 これがぷりんのプライドかもしれない。 この「ええかっこしぃ」のところが ぷりんを支えているのかもしれない。 「病気になんか負けない」「抗がん剤なんかに 負けるもんか」 と思っているわけではないだろうけど 「何でこんな目に会わんといけないんだ くそ!」 と思っていたに違いない。 病院の先生も このぷりんの負けん気の強さが 治療によい影響を与えたのかもしれない と言われた。 巻尾のプライド ぷりん、下げるなよ 尻尾!
by kiseki_7
| 2005-05-26 23:54
| 大好きぷりん
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